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シュリンク包装の各種形態

L型三方シール

L型三方シール

片開き(半折加工されたもの)の二軸のフィルムを使用して、L字型の熱線または溶断ヒーターでフィルムを折り目以外の三方をシールして、製袋包封する方法。

■特長
あらゆる物、さまざまな物に対応可能である。機械としては手動または自動があり、低速、中速の処理能力である。

ピロー型三方シール

ピロー型三方シール

その名のとおりピロー(枕)の縫い目のようにH字型にフィルムをシールして包封する方法。ロール状のフィルムを使用してフォーマーと呼ばれる製袋機構でチューブ状にし、その中に被包装物を入れて、フィルムのチューブ状のつなぎ目とチューブの前後をシールする方法。

■特長
一定の大きさの物を高速で大量に包装できる。機械としては、横ピロー、逆ピロー、縦ピロー等がある。

オーバーラップ(キャラメル包装)

オーバーラップ(キャラメル包装)

キャラメルやタバコのパッケージでおなじみの包装。ロール状のフィルムを定尺で枚葉状態で被包装物を巻き込み、熱板で折り目の反対側を溶着して筒状に包装し、次の工程で両端のあまった部分を上下から台形に折りこんで熱板で溶着させて、包封する。

■特長
ティアテープをフィルムに施す為、開封が容易である。大体は直方体(箱状)の物を対象にした包装形態。機械としては手動機と自動機があり、主に自動機である。自動機であれば高速、超高速で包装できる。

スリーブラップ・四方シール

スリーブラップ・四方シール

被包装物の幅より少し幅の広いロール状の一軸のフィルムを上下で2本使用し、上下のフィルムをシールして、つなげたものをカーテンの様に待機させ、そこに被包装物を搬送コンベアーなどで押し込み、I字型のヒーターで溶着、溶断してスリーブに包装し、両端及び、全体を熱収縮させて包装する方法。

■特長
小箱類の集積包装等に多く利用されている。両端に開口部があるので密閉性はないので、シール部よりの開封は容易である。機械としては低速、中速の処理能力で包装できる。スリーブ包装機の次工程にサイドシールを付け足せば、四方シール機になる。

キャップシール

キャップシール

横一軸のフィルムを筒状に加工してビン等のキャップ部に被せ、熱収縮させる方法。容器内容物の改ざんを防止し、その品質を保証する目的で使用する。

■特長
チューブ状のフィルムを使用する場合と被せる度合いを一定にするために予備成型(プレフォーム)したフィルムを使用する場合がある。いずれも自動装着機は存在する。中速、高速で包装できる。

ラベルシュリンク

ラベルシュリンク

横一軸のフィルムをチューブ状に加工し、ビン等のキャップより底面まで、または一部のみに被せて、熱収縮させる方法。透明のフィルムと印刷フィルムを使用する。

■特長
紙では難しい(冷えたビンなど)ラベルの表示機能、品質の保証機能、容器の保護機能等を併せ持つ。機械としては中速から超高速まで有り。

R製袋

R製袋

一軸または二軸のフィルムで作った平袋の底部の角を丸く溶断したものを使って熱収縮させる方法。

■特長
最初から角の立つ部分を切り落している為、フィルムが被包装物により良く密着する。その為曲面が多い物体によく使用される。自動装着機も存在するが、手動着のケースが多い。

※上記の各種包装形態の説明文中にある一軸、二軸のフィルムと呼ぶものは、
一軸延伸の収縮フィルム(縦、横のいずれか一方向のみに収縮する)
二軸延伸の収縮フィルム(縦、横の両方向に収縮する)のことを言います。
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